モノ書きの「こまり」です。映画、舞台、音楽、ごはん、お酒、そのあたりのことを書いたり、描いたりしています。ときどき歌ったり、踊ったりもしています。
by komarius
プロフィールを見る
画像一覧
以前の記事
2012年 01月
2009年 09月
2009年 02月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 09月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
その他のジャンル
つぶやいたりも。
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

大きな魚

ビデオに撮っておいた映画『ビッグ・フィッシュ』を観ました。おお、ウンパ・ルンパの人がいる。というかティム・バートンファミリー勢ぞろいですね。子供時代から今に至るまで、とても信じられないようなファンタジーで埋め尽くされた父(アルバート・フィニー)の人生。その武勇伝は周囲を楽しませ、彼はいつも人の輪の中心にいます。でも、主人公である息子(ビリー・クラダップ)だけは、それは全部大法螺だと思っている。父への憧れと、そうはなれない自分に対しての劣等感と、自分は父の人生の外にいるという疎外感とで、素直に向き合うことができませんでした。だけど、父は誰よりも妻と息子を愛していたし、物語の数々もある意味「真実」だった。父の最期に臨んで、まるで父と同一化したみたいに息子の口から言葉が溢れ出る場面。息子が綴った最高のエンディングで、父の人生の物語は完結するのです。そっくりな親子だったんですね。以前ある人が、最近観てよかった映画は、ときかれてこの『ビッグ・フィッシュ』を迷うことなくあげて「映画館から帰ってすぐ父に、母と一緒に観てくれといった」と話していたんだけれども、ああ〜、なんかそれね、すごくわかった気がする。
[PR]
by komarius | 2005-11-05 23:02 | 映画