モノ書きの「こまり」です。映画、舞台、音楽、ごはん、お酒、そのあたりのことを書いたり、描いたりしています。ときどき歌ったり、踊ったりもしています。
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<   2005年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧

牡蠣食えば

生牡蠣食べた!2つで700円。贅沢だなあ。牡蠣好きな人は生派とフライ派に別れると思うのですが、私はだんぜん生派なんですね。はじめて中野の魚屋で食べた生牡蠣があまりに美味しかったからだと思います。熱い日本酒とレモン汁をかけて、ちょっと粗塩をふって…あれは感動的だった。できれば死ぬまであたることなく、ときたま、ちょっとだけ牡蠣を食べて生きていけたらなあ。
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by komarius | 2005-11-10 23:31 | ごはん・お茶・お酒

やりなおし

映画『この胸いっぱいの愛を』。映画や芝居や本のタイトルは、こういう口にするのがちょっと照れくさいものだと話題にしづらい。参ったなと思っていたのだけども、この言葉は、終盤の台詞のなかに出てくるのでした。重要なフレーズだったのですね。タイムスリップとか実はこうだったとか、そういうのは決して新しいエピソードではありません。でも、それを承知で撮りたいものをとても丁寧に撮りました、という感じの温かい作品でした。それと、タイムスリップもののお約束で、最終的に必ず辻褄のあわないところがでてくるのですが、この話を観ているとそんなのもどうでもいい問題に思えました。『蝉しぐれ』に「しかたがない、ひとは後悔するようにできてるんだ」というような台詞があります。そのとおりで、時間を巻き戻してやり直せたらどんなにいいだろうということは誰にでも、尽きぬほどあります。主人公を含む4人は、その後悔のなかでも「どうしてもそのままにしておけないこと」があるためにタイムスリップするのでした。私もウスイ(宮藤官九郎)みたいに、過去に戻って「ごめんなさい」を言えたらいいなあ…。子供時代のヒロや和美が感情を高ぶらせるとまさに手をつけられない状態になります。それが、簡単なドラマ手法ではまったく片づかないのはリアルでした。終わる人生と続いていく人生、そのどちらも、青空のように晴れたものにはなり得ない。だからこそ映画のラストシーン、次にそんな世界があってほしいという希望が持てるんですね。
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by komarius | 2005-11-09 23:52 | 映画

春の雪

映画『春の雪』を観ました。「今の人で、とても綺麗な作品を撮ったんだな」という感想で納得しようと思っています。たしかに綺麗でした。妻夫木さんにも竹内さんにもそれぞれの魅力があったし、絵柄も質感も決して安っぽいものではなく、とてもとても丁寧に作っていたと思いました。けれども、清顕と聡子ではなかった。『春の雪』ではなかった。というか、少なくとも三島の4連作『豊饒の海』の一部ではなかったと思うんだよなあ。語り部である本多繁邦が、繰り返し転生しては20歳でこの世を去る友人の運命を回避できないまま『春の雪』『奔馬』『暁の寺』の60年が過ぎ、第4部の『天人五衰』で聡子と再会したところで衝撃のどんでんがえしをくらうという、それが『豊饒の海』だと思っていたので、小さなエピソードがさしかわってしまうともう先へ続いていかない。でもこの映画、美輪明弘さんは褒めていらっしゃるんですよね。三島につながるものを美輪さんが褒めるのであれば、がっかりしたのはやっぱり私の自己責任なんだと思います。すみません。パンフレットを読んだら、行定監督は、あえて清顕と聡子のラブストーリーを際立たせてそのほかのエピソードを削りたかった、でも脚本家の意思とのせめぎあいのなかで、清顕の夢日記と「また会うぜ、滝の下で」的な輪廻転生の匂いを残すことにした、とのことです。ならばこの作品は、三島にモチーフを得たオリジナルな恋愛映画、として観たほうがいい。そう考えれば、古くて新しい、ほかにはない作品として愛せるような気もします。ちなみに、蓼科役の大楠道代さんはすごかった。田口トモロヲさんの存在感、タイの王子さまたちの天真爛漫さもよかった。それと若手ではただひとり、及川光博さんがものすごく自然に大正を生きていたと思います。
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by komarius | 2005-11-08 23:21 | 映画

十二夜のサントラ

ミュージカル『十二夜』のサントラを聴きながら歩いていたら、かなり明るいトーンのなかで、猫役だった本田美奈子さんのナンバーに限って寂しい歌詞が多くて、かえって堪えてしまいました。が、そうこうするうちにオーシーノー公爵のフガフガした綜馬節がはじまり、真央さんとタモの歌声はひたすらあっけらかんとしており、泣き笑い。いいアルバムだな。楽しい舞台だったなあこれ。ラスト、美奈子ちゃんと麻世さんがしっぽをふりながら仲良く並んではけていく後ろ姿で終わるんだよね。再演の幕があいたとき、どこかに美奈子ちゃんがいそうな気がしてならない。
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by komarius | 2005-11-07 23:33 | 舞台

歌姫

本田美奈子さんが亡くなりました。快方に向かっているとばかり、もうすこしでまた舞台で歌声を聴けるものだとばかり思っていました。
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by komarius | 2005-11-06 23:40 | 舞台

大きな魚

ビデオに撮っておいた映画『ビッグ・フィッシュ』を観ました。おお、ウンパ・ルンパの人がいる。というかティム・バートンファミリー勢ぞろいですね。子供時代から今に至るまで、とても信じられないようなファンタジーで埋め尽くされた父(アルバート・フィニー)の人生。その武勇伝は周囲を楽しませ、彼はいつも人の輪の中心にいます。でも、主人公である息子(ビリー・クラダップ)だけは、それは全部大法螺だと思っている。父への憧れと、そうはなれない自分に対しての劣等感と、自分は父の人生の外にいるという疎外感とで、素直に向き合うことができませんでした。だけど、父は誰よりも妻と息子を愛していたし、物語の数々もある意味「真実」だった。父の最期に臨んで、まるで父と同一化したみたいに息子の口から言葉が溢れ出る場面。息子が綴った最高のエンディングで、父の人生の物語は完結するのです。そっくりな親子だったんですね。以前ある人が、最近観てよかった映画は、ときかれてこの『ビッグ・フィッシュ』を迷うことなくあげて「映画館から帰ってすぐ父に、母と一緒に観てくれといった」と話していたんだけれども、ああ〜、なんかそれね、すごくわかった気がする。
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by komarius | 2005-11-05 23:02 | 映画

蝉しぐれ

ぬぐってもぬぐっても汗がしたたり落ちてくる暑さや、たった障子一枚のすぐ外に白い雪が吹雪いているような寒さを、自分などはぜんぜん知らないんだとあらためて思い知った映画『蝉しぐれ』。大人になった文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)の再会の場面。よいようにぼかしてあったのも受け入れやすかったのかもしれません、すんなりと胸に流れて入ってきました。小説を読んだときには、なぜだかここがどうしても納得できなかったのです。ずっと思い続けた相手にようやく向きあえた場面だったのに、どうして素直にそれを応援できなかったのか、いまとなってはよくわからない。いじわるだったなあ自分。というか子供だったのかなあ。文四郎と、幼馴染みの逸平(ふかわりょう)、与之助(今田耕司)が、大人になるほどずっこけ三人組で微笑ましい。ふかわりょうがとてもよかった。途中までふかわくんだとわからなかった。子役の雰囲気からすると逸平と与之助が逆でもいいんじゃないかとも思ったんだけど、いずれにしても、とてもよかった。ちょっと驚いた。 
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by komarius | 2005-11-04 23:09 | 映画

ほうとう

山梨、昇仙峡へ紅葉狩りに行きました。あんまり紅葉してなかったけども、初冬気分満喫。ロープウェイは怖いねえ。どうも垂直に見下ろすと腰の骨が浮いてしまいます。そして昇仙峡のてっぺんは白砂の景観、遠くに富士山を臨んでのどかな雰囲気なのですが、実はすぐそこかしこが断崖絶壁になっており、しかも柵も網もなにも張ってない。月ドラと火サスと土ワイが同時に撮れそうなほど危険で、へたれな私なんかは終始へっぴり腰でした。下山して食べたほうとう、旨し。
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by komarius | 2005-11-03 23:38 | ごはん・お茶・お酒

ポール・オースター

昨日観た『偶然の音楽』だけれども、原作の著者ポール・オースターはとても綺麗な男性です。ちょっと意味ありげな目もとをしている。映画『スモーク』の脚本を書いているんですね。あと、『ルル・オン・ザ・ブリッジ』は脚本だけじゃなくて監督もしているんだって。またなにかつながった感じ。本屋さんで著作『幽霊たち』を買いました。書きだしが「まずはじめにブルーがいる。次にホワイトがいて、それからブラックがいて、そもそものはじまりの前にはブラウンがいる。」。すごい吸引力。あっという間に読み終わってしまいそう。
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by komarius | 2005-11-02 23:32 |

偶然の音楽

世田谷パブリックシアターで白井晃さん演出の『偶然の音楽』を観ました。白井さんの選ぶ作品はとても繊細でちょっと怖くて、だから美しい。だから「白井晃演出」となっていたらその時点で信頼できるのです。主演は仲村トオルさん。「建築家です」「聖歌隊です」が笑える。いつまでも素敵な人です。声が誰かに似ている、絶対似ている。と思いながら観始めて15分、わかりました。それはレイザーラモンHG…。
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by komarius | 2005-11-01 23:24 | 舞台