モノ書きの「こまり」です。映画、舞台、音楽、ごはん、お酒、そのあたりのことを書いたり、描いたりしています。ときどき歌ったり、踊ったりもしています。
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天井桟敷の人びと

初めて、歌舞伎座の幕見にはいってみました。幕見とはいわゆる天井桟敷にあたる場所。歌舞伎は昼の部と夜の部それぞれ、いくつかの演目をセットにして上演されるので、そのうちのひとつだけ見たいときなんかはこの幕見がぴったり。1つとか2つとかの演目を700円かそこらで観られるのですから、たとえば観たい演目だけひと月毎日通ったとしても、一等席で1回みるのとそれほど変わらないですね。そんなことをする人はいないと思うが…いや、観劇人にはいろんなタイプがあるのでもしかしたらいるかもしれないが。幕見は3階席のいちばん後ろにしつらえてあります。天井に触れそう。座席は2列。座ってしまうと3階席の方の頭がかぶる場合があるので、私は今回、外人の女の子と一緒に後ろの通路に立ってみました。つまり、歌舞伎座の正真正銘いちばん後ろです。いや、これが結構臨場感があります。中村屋兄弟の『猩々』と『三社祭』、遠くからみてもふたりの個性の違いはくっきり、相性のよさもくっきり。多分、今年の歌舞伎はこれにて見納め。
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by komarius | 2005-12-21 23:45 | 舞台

男の子って…

映画『ハリー・ポッター/炎のゴブレット』。子供の冒険ファンタジーとして綴られはじめたシリーズは、ここへきてだんだん青春映画と化してまいりました。いい感じです。前作から、いやよく考えると1作目から既にお互いを意識しまくりだったロンとハーマイオニのやりとりは、スクリーンのこちら側からするともう犬も喰わない。冒頭の、ふとんをはぎとって「ちゃっちゃと起きてごはん食べちゃってよ!」からもうロンは尻に敷かれております。だけどホント、女の子のほうが先に大人になるんですよね。舞踏会で「だったら次は最後まで待たせないで最初に誘ったらどう!」と半泣きのハーマイオニに対し、ロンのリアクションはいまいち頼りない。このバカチンがぁ。さらに、そこに通りかかって「え、いま喧嘩してたの?なんで?」な超天然ハリーにも大笑い。ハリーとロンの大喧嘩の顛末も、まさに「Boys…」としか言いようがありません。次回作では彼らにもうちょっと精神的成長を遂げてもらわんといかんですな。
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by komarius | 2005-12-20 23:22 | 映画

ナオミ、後ろ後ろ!

ピーター・ジャクソン監督の映画『キング・コング』は3時間余の超大作。ヒロイン・アン(ナオミ・ワッツ)がまあ走ること。ネグリジェに裸足でジャングルは辛いっすよね!あっちからもそっちからも恐竜が出てきて、ほとんど「志村、後ろ後ろ!」な世界なんですが、それを救ったのがコング。巨大な獣と生贄、という関係を脱してだんだんと心を通じあわせ、崖の上から並んで夕日を見るふたり。ロマンチックです。アンが胸をトントンと叩きながら「Beautiful…」というのをコングは理解して、後にエンパイヤ・ステートビルの頂上で同じことをやるんだこれが…(涙)。ナオミ・ワッツの演じるヒロインはとても勇気があってコケティッシュ。体力もありそう、だってあんなにふりまわされたら普通なら三半規管か内臓があっというまにやられてしまいます。ボードビリアンという設定も効いています。きれいだし、見ててぜんぜん飽きないし。脚本家ジャック(エイドリアン・ブロディ)は、軟弱文系青年がどうにかコングと対等に張り合おうとしているのが応援したくなります。映画監督カール(ジャック・ブラック)は”とんでも映画バカ”として悪役を一身に背負い大健闘。軍隊あがりの黒人船員と少年ジミー(ジェイミー・ベル)の絆ももっと見てみたかった。ジェイミー、あいかわらずビリンガム訛りバリバリでかわいいなあ。船上シーンでほんの一瞬だけどヒロインと一緒にタップ風ダンスを踊る場面があって、『リトル・ダンサー』以来のダンス姿がとびあがるほど嬉しかったです。港を出るときうさんくささ満載だった船長(トーマス・クレッチマン)が意外にいい人だったのには笑いました。コングの特撮は『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムに続いてまたしてもアンディ・サーキス頼りなわけですが、彼はコングの他にまかない船員のランピーも演じていて、結局ヒロイン救出ツアー中にエイリアンそっくりの怪物花に食われてしまいました。お疲れさまアンディ!しかしあれ、ホントに『エイリアン』なんだよね。と思ってみると、この映画のなかには『ジュラシック・パーク』や『ロード…』はもちろん、ほかにもいろんな映画のモチーフが入れこまれていることに気づきます。それは、エンドロールの最後にでた「この作品を、オリジナル版の制作スタッフに捧げます」というメッセージで納得。あの時代に持ちうる限りの技術と空想力を持って撮りあげた初代『キングコング』は、それを見た若い才能を触発して、その後の名作をどんどん生みだすきっかけになっているんですよね。ピーター・ジャクソンもそのひとり。だから、彼が盛り込んだこのモチーフは、生みの親への感謝をこめた作品的カメオ出演なんだと思う。映画人って、かわいいよなあ。
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by komarius | 2005-12-19 23:21 | 映画

お江戸でござる

昨日、なんで「修学旅行とかで(中略)、まっ先に眠(後略)」な気分で先においとましなければならなかったかというと、桂吉弥さんが東京へおいでなすっていたからなんですね。独演会『桂吉弥の冬景色』。小屋はその名もお江戸日本橋亭。三越本店の並びに新しくマンダリン・オリエンタル・ホテルなんかができていまして、そのだいたい向かい側の裏道にあります。なんかいいね、いいねえー。座敷のなかはもうお客様でいっぱい。っていうか、ちょっと暑いです。吉弥さんも、前座の紅雀さんもそれぞれに二枚目なので、なんかイケメン落語(やな響きだなあ…笑)な空間なのですが、そんなことには脇においておいて、ほんとに楽しい時間を過ごしました。おふたりともマクラで、高級青果店「千疋屋」のパーラーでのエキサイトぶりを力説していておかしかったです。あと吉弥さんは、先日亡くなられたお師匠、桂吉朝さんがいかに「いたずらっ子」な方だったかを話してくださいました。ずいぶん早くあちらの世界へ行ってしまった吉朝さんだけど、その旅立ちをあくまでも明るく偲んでいる吉弥さんの爽やかなお人柄に、いいご一門なんだなあとしみじみしました。お噺は、紅雀さんが…不勉強で題名がわからないんですが露天ではじめてもの売りするやつ、それで吉弥さんが「池田の猪買い」と「かぜうどん」。しっかし吉弥さんて人は、前に「ふぐ鍋」を聞いたときにも思ったんだけど、聞いてておなかが鳴るくらい美味しそうに話すんだよなあ。終わったその足で編集部の夜勤に突入、夜食にはどうしてもうどんが食べたかったです。しかし出前の注文先が中華屋さんなのでうどんがなかったため、いつものワンタンスープで暖かさだけシュミレーション。
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by komarius | 2005-12-18 23:36 | 舞台

みくんち

麻布十番にあるみくのおうちへ遊びにいきました。みく夫妻とゆうぞうくん、緒方夫妻とりさちゃん、伊達夫妻とゆりちゃんとよしかちゃん、こんまり。会うたび思いますが、ほんとにみんな変わらないなあ。お坊ちゃまお嬢ちゃまたちはやっぱりものすごくご両親に似ているのでそういう意味では「子供」なのですが、とにかくみんな個性的でそれぞれのペースがあり、普通に「大人」。感服。わたしたちの小さいころも、果たしてこんなふうに自分の意思があったのか…。子供たちに「うるさい」と叱られながらくだらない話をいっぱいしてとても楽しかったので、途中でおいとましなければならないときにはもう後ろ髪をひかれる思いでした。なんか、修学旅行とかで夜中に誰かの部屋に集結して、さあこれから話そうというときに真っ先に眠くなってしまった時のような気分。みく、いつもありがとう。今度みんなで集まるときにもぜひぜひ仲間にいれてくだされ。それと、次なる冒険がんばってね。夏は草津ってことでひとつ。
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by komarius | 2005-12-17 23:13 | 暮らし

けいちゃん飲み

もう1●年のつきあいになる前の会社の入社同期たちとの飲み会の総称を「くだらな飲み」と呼んでいます。さらには、銀座コリドー通りの居酒屋で飲むときは「コリドー飲み」、びっちゃんを励ます目的の場合は「びっちゃん飲み」など、もうすこし細かい種別もあります。で、イギリスで働いているけいちゃんが一時帰国するのにかこつけて集まるときには「けいちゃん飲み」。今回はけいちゃんとこうじさんのお二人を囲んで、渋谷「魚や」での”酒盛り”となりました。いやあだめなんだねえ、このメンバーで集まるとつい飲みすぎちゃう。みんなお酒大好きだし、お酒の好きな人と飲むとよけい美味しくて進んでしまうし。だけど今回、先日の失敗(12月9日の項参照)をふまえてちょっと用心しておこうと、居酒屋に着く前に牛乳を飲んでおくことにしました。コンビニ牛乳は冷たくて寒いのでスタバのラテにしたのですが、あら、これ効くのかも。あんなに飲んで楽しかったのに、記憶もとんでないし、ものも無くしてないぞ!久しぶりに会うけいちゃんは元気そうで、みんなも元気そうで、こうじさんはいい人で、とても嬉しかったです。最も酔っ払ってしまったこうじさん、大丈夫だったかしら…これに懲りずに、また次の帰国のときも「けいちゃん飲み」に参加してください。いや、参加すること!
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by komarius | 2005-12-16 23:48 | ごはん・お茶・お酒

やればできるじゃん!

表参道駅の大改装、エチカがものすごい賑わいです。12月にはいってすぐオープンしたのですが、最初のにぎわいだけかなと思ってたら、人手が減らない減らない。改札入ってすぐの紀ノ國屋系ショップ「OMO」と、広いフロアで思い思いにごはんが食べられる「MARCHE DE METRO」なんか、毎日が祝日のデパートみたい。駅員さん、店員さんたちはてんてこまいでたいへんそうだけど、なんだか嬉しそうにもみえます。いままで、便利な場所と言われながらいまひとつ眠ってる感じだった表参道駅。やればできたんだなあ。あとは…ひと足先にフロアがきれいになってしまったため、比較してすっかりゴーストタウン的風合いを醸し出しているホームですね(笑)、とくに千代田線…。
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by komarius | 2005-12-15 23:41 | 暮らし

お茶ちゃっと立ちゃ

歌舞伎座夜の部『松浦の太鼓』。元禄十五年。吉良邸の隣屋敷の松浦邸で句会が開かれています。奉公にあがっているお縫(勘太郎)がこの座敷のすみのほうでお茶を煎れていますと…ちなみにこのお茶を煎れてる所作のひとつひとつの、なんときれいなこと。普段あのとおりにやっていたらさすがに日が暮れてしまいますが、すこしは見習って日常にうるおいを…なんてことはおいといて、ともかくお茶を煎れてお出ししようとしますと、殿が怒り出します。「なんだよ、俺にお縫の顔みせるなって言ったじゃん!」。これを聞いて俳句の師匠・基角(弥十郎)は、「あ~、さてはお縫にフラれましたねこのこのぅ~」みたいに殿をからかいます。そもそも殿は、既に6人ものお気に入りがいるほど女性にたいへん積極的なタイプ。いったんはそのツッコミを認め「そうそうそうだったあのときフラれたんだった、だから俺が勝手に怒ってるだけなのごめんね」で収めようとする殿。しかしこれは、そういうことにしてこの場を流そうという殿の「言い訳」だったんだろうなあ。というのは、忠義を重んじる松浦侯は、大石内蔵助はじめ赤穂の浪士たちに主君の敵をとる気配がまったくないことにずっと腹をたてていたのです。お縫は、浪士のひとりである大高源吾(橋之助)の妹。あの大高が落ちぶれて笹売りの暮らしに甘んじている、そのことが松浦侯にはもどかしく許せないのに、一方で自分がその妹を召し抱えていることについて(しかもおそらくそのお縫を憎からず思ってることも含めて)殿はかなりの自己矛盾と戦っている様子なのでした。ついにいっぱいいっぱいになった殿はお縫にクビを言い渡します。兄たちの不義を詫びながら、そして自分の身の上の心細さに涙しながらおいとまする、勘太郎さんならではのけなげなお縫。そのお縫の姿をみてさらに葛藤する勘三郎さんのなんともいえない表情がまた上手い!さっぱりした気性と明るい正義感、優しくてちょっと抜けてて、そしてカワイイ子大好きなその軽さが憎めません。しかし、基角に連れられてお縫が去っていこうとするまさにそのとき、殿は、その前の日に源吾の読んだ下の句から浪士たちの秘めた決意に気づきます。そこへきて隣家から響く太鼓の音色!討ち入りのまさにその夜だったのですね。最後の玄関の場面で、男性陣にまじって紅一点、たすきに長刀姿で参戦しようとしているお縫はやはり天然だと思うのだが、そういえば丁寧に煎れたあのお茶は、結局殿に飲んでいただけませんでした。冷めたからって一度わざわざ煎れなおしたのに、もったいない…。
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by komarius | 2005-12-14 23:01 | 舞台

プレイバック

国際フォーラムでミュージカル『プレイバックpart2〜屋上の天使』を拝見してきました。…なんとも不思議な作品だったのです。山口百恵の歌は既に1曲1曲が物語として成立しているので、トリビュートステージを作るのは非常に無理がある。しかしながらところどころ、とくに「レッド・センセイション」のダンスシーンなんかはものすごくハマっていてよかったりするし、個々の役者さんには好感がもてたし、クライマックスのテーマ曲はなぜか少年隊の「仮面舞踏会」だったりしたし(笑)。鶴見辰吾さんの銀色のつなぎが眩しかったです。そんなふうに観ているあいだの気持ちの触れ幅があまりに大きいうえ、思いがけず休憩なしのぶっ通しだったため、なんだかへとへとになってしまいました。これ、どこまで演出のラサールさんのやりたいことが通ったのかな…惜しい作品でした。木村了くんの舞台での居方がとってもよかったですね。ちょっと浅利陽介路線。あと、主役の高畑充希ちゃんはべらぼうに声がいい。いつかエポニーヌの「オン・マイ・オウン」を歌ってほしいです。しかし、明日がお誕生日だというのでラサールさんがケーキを持って出て来て全員でハッピーバースデーを歌ったのはいいが、やっと14歳だって…絶句。
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by komarius | 2005-12-13 23:01 | 舞台

ひとやすみ

もう8年も続いていた毎冬の恒例タップ・ショー『Shoes On!』が、今度の1月公演でファイナル…ええぇ~残念!だけど、ある意味「いまのやり方でできることは全部やったから」みたいな感じなんだろうな。川平慈英さんはじめメンバーのみなさんが口を揃えて「同じ顔が集まればまたすぐにでも始められるから」とおっしゃっていたので、それを信じつつ、ファイナル感を楽しみましょう。『Shoes On!』には、男性陣による「パペッツ」というお約束のコーナーがありまして、このときの、ご本人たちのもともとの性格(というか持ち味)を思いっきりカリカチュアライズしたようなキャラが楽しかったのです。なかでも、藤浦功一さんのちょっとヘタレな暴れん坊ぶりがツボだったんだよなあ。これもしばらく見納めか…寂しい!
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by komarius | 2005-12-12 23:05 | 舞台